2011年6月18日土曜日

九十九里町手記(番外編)

東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、嘗て経験したこと
のない事態に遭遇することになりました。

飛散してしまった放射性物質のことを、今更とやかく言っても仕方のない
ことですから、これからは先の事を考えましょう。

はじめに、今後の放射性物質の飛散状況を予測してみます。
例えば、過去3ヶ月の間に飛散した放射性物質による放射線の量は、閑居
のある地域でおよそ平常時の4倍です。

ここから予測できることは、この先3ヶ月の間に東京電力福島第一原子力
発電所から放出される放射性物質の量が変わらないとすれば、9月には
平常時の8倍になるということです。 この割合で推移するならば、今年
の年末には12倍になるでしょう。 年間の総被曝量で考えるとおよそ3.2
mSv/Yearになります。

もしも、今年の年末に上記の予想した値に近い放射線量に達したとすると、
(東京電力福島第一原子力発電所において、新たな爆発事故などは起き
ないものと仮定して)飛散した放射性物質の半減期は比較的長いと考え
られます。
このような環境の中で、10年後、20年後、30年後に、私たちの体にどの
ような影響が出るのか、一貫性のある公平かつ科学的なデータを後世に
残すことが、私たちにできるこれからの一つなのかも知れません。