2009年12月19日土曜日

九十九里町手記(20)

【平成21年12月19日】
今朝は、とても冷え込んでいます。 先週閑居に戻るときは、生憎の天候で
あったために気付きませんでしたが、昨晩は月が天上から姿を消していま
した。 代わりに、冷えた大気の中に冬の星座が崇高な輝きを放っており、
暫し家路を急ぐ足を止め、指先が悴むことも忘れて見入ってしまいました。

話のついでに、月についてインターネットで調べてみました。
それによると、地球から見て月と太陽の方向が同じになることを朔(サク)
と呼び、その結果地上から月が見えなくなるのだそうです。 ちなみに、
この月の状態は一般に「新月」と呼ばれていますが(今まで私もそのように
覚えていました)、細かいことを言えば、「新月」とは本来は朔の後に初め
て見える月(月齢3日頃の月)のことで、こちらと区別するために、前者を
「暗月」と呼ぶことがあるそうです。

最近の朔は12月16日だそうですから、今晩は正に新月に当たる時期です。
折角ですから、寒さを堪えて新月を探してみようと思います。
なお、地球から見て月が太陽の反対側に来て満月(望;ボウ)となるのは、
来年の1月1日のことです。

※月の自転周期は27.32日で、地球の周りを回る公転周期に一致します。
 このため、地球から月の裏側を直接見ることはできません。
 また、1朔望月(暗月から暗月、または満月から満月)はおよそ29.53日
 ですが、これが月の公転周期と一致しないのは、地球が太陽の周りを
 公転しているために起こると説明されています。
 ― 参考文献:フリー百科事典 Wikipedia ―

2009年12月13日日曜日

九十九里町手記(19)

【平成21年12月13日】
先週12月6日(日)には、町の避難訓練兼防災訓練がありました。
思えば、小学校のときに地震や火災を想定した避難訓練はありましたが、
その後、そのような訓練に参加した記憶がありません。

現在では、「プレート」と呼ばれる岩盤の動きが、地震の原因と説明されて
いますが、首都圏を抱える関東平野は、ユーラシアプレート、フィリッピン
海プレートおよび太平洋プレートがぶつかり合う点にあり、その分地震の
発生が多い地域であることがわかっています。

九十九里町は、海に近いこともあり、どちらかと言えば地震の被害よりも
津波の被害が心配です。「九十九里町津波ハザードマップ」は、元禄地震
(1703年)規模の地震による津波を想定したものであり、地震のエネルギー
としては関東大震災(1923年)よりも大きいとされています。

このような大きな災害が発生したときには、誰もが被災者となり得るので、
普段のように消防や救急の助けがあると期待するのが難しくなります。
当たり前のことに聞こえますが、このような状況の中で、一番大切なこと
は、自分自身が災害弱者(ここでは、災害により負傷し、他の人の支援を
必要とする状態に陥ることの意)とならないように、準備をしておくという
ことではないでしょうか。

話は変わりますが、ご近所の農家の方から、玉葱の苗を頂きました。
この歳になるまで、玉葱の苗なるものがどのようなものか知りませんでした
が、昔祖母と採った野蒜を思い出しました(どちらも、APG植物分類体系
ではネギ科に分類されています)。

早速、閑居の片隅に場所を設えて、頂いた苗を植えてみました。
この先、結果がどうなるか楽しみです。