2018年12月31日月曜日

九十九里町手記(138)

はやいもので、平成30年も最後の日を迎えました。
後、数時間で新しい年がはじまります。

本来ならば、今年一年を振り返って、心に残った物事を書き留めておくところですが、新しい年の幕開けまで時間がないので、ここでは新しい年に向けた抱負を一つだけ書いておくことにします。

来年は、「トランジション・タウン 九十九里町構想」を、町の方々に広く知って頂くための活動を展開していきたいと考えています。
その一つの手段として、前回ご紹介した「ときわ館」にて、定期的(毎月の第三土曜日、12:30~14:30)に勉強会を開催する予定です(来年の初回は1/19)。

開催日が近づきましたら、改めてこちらのブログでご紹介したいと思います。
それでは皆さん、どうぞ良い年をお迎え下さい。

「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂ければ幸いです。
raputam@mail.com
高橋

2018年11月28日水曜日

九十九里町手記(137)

前回のブログでは、

1. 来年(2019年)の町民文化祭では、住民の方々とパネルディスカッションを行う場を用意したい
2. 地域住民の有志が集まる場と、勉強会などを通じて連携し「自分たちの地域はこうありたい」という目標を達成するために、一丸となって取り組めるような場が欲しい

といったお話しをしました。

今回は、上記2点について、もう少し具体的なお話しをしたいと思います。
先ず、町民文化祭でパネルディスカッションを行う件ですが、トランジション・タウン九十九里町構想の枠組みをパネル展示でご紹介し、10人程度が座れるスペースを確保して、お集り下さった皆さんと、トランジション・タウン九十九里町構想についてディスカッションを行うことを考えています。 場所は公民館を予定しています。

次に、勉強会の件ですが、専門職ボランディア団体「くじゅうくりんく」による「カフェときわ館」という集いの場が、毎月の第三土曜日(12:30~14:30)にあります。
残念ながら「九十九里町 カフェときわ館」でWebを検索してもホームページは見当たりませんが、住所は「片貝6799」です(昔は映画館だったそうです)。

ここで、ある方とのご縁により、当のときわ館の一角で勉強会を開くことができるようになりました。
はじめての勉強会は、平成30年12月15日(土)12:30~14:30、「カフェ ときわ館」で開催します。 参加費用は¥100(室料)、国籍、年齢、性別は問いません。 予約制ではありませんから、お好きなとき(12:30~14:30の開館時間内)においで頂き、お好きなときに退室して頂いて構いません。
館内は禁煙、土足禁止なので、上履き(スリッパなど)をご持参下さい。 それと、勉強会なので筆記用具をお忘れなく。

最後に、「地域住民の有志が集まるための場」についてですが、地区によっては既に地区公民館が利用できることと思います。 しかし、そのような「場」をもたない地区につきましては、有志の方々で「場」をつくらなければなりません。 このとき、「場」をつくるだけではなく、「場」を維持していく方法も明確にしておく必要があります。

実は、私がこちらに閑居を構えるときに考えていたことを、実際に行っている例がありますので、ご当人の許可は得ていませんが、こちらでご紹介させて頂こうと思います。
場所は片貝6630、「コミュニティカフェ おかえりぃ」といいます。 こちらは、毎週火曜日の10:00~14:00、入館料は¥100です。 興味のある方は、一度覗いてみては如何でしょうか。

「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂ければ幸いです。

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高橋

2018年10月27日土曜日

九十九里町手記(136)

毎年11月に行われる町民文化祭も、今年で42回目を迎えるそうです。 平成最後の町民文化祭ということもあり、「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、何らかの形で皆さんにご紹介できればと考えていたのですが、生来怠け癖のある私には、十分な準備を行うだけの時間がありませんでした。

そこで、来年(2019年)の町民文化祭までには、「ちどりの会/分科会」-「町役場」といった連携を築き、当の町民文化祭には住民の方々とパネルディスカッションを行う場を用意できればと考えています。

英国のトットネスという小さな町で起きた「トランジション・タウン」運動は、「地元経済を創りなおす」の著者である枝廣 淳子さんの要約をお借りすれば、

『「このままではいけない」という危機感と「自分たちの地域はこうありたい」というビジョンを共有する人々が、自分たちの地域に関する「客観的なデータや見通しを示す報告書」を共通の基盤として、「継続的に新規プロジェクトや起業を育み支援する場」と、「定期的に事業アイディアを発表して、地域のプロジェクトとしていく発射台」を有機的に組み合わせて行くことが、「挑戦と成功の連鎖」の原動力になっている』

ということです。

また、最近では山武市で取り組みが始まっている「エコノミックガーデニング」も、トランジションタウン運動と同様の成果を上げるものとして期待できます。

エコノミックガーデニングでは、
1. 成長志向の強い意欲のある地元の中小企業に施策の対象を絞って支援を行う
2. 市場規模や特色、消費者の動向、競合他社の存在などに関する情報について、データ ベースそのものを提供するだけではなく、データベースを基に分析した結果を提供し、 中小企業の経営戦略を支援する(地理情報システム GIS なども支援ツールとして活用する)
3. 中小企業間での連携や商工会議所、大学などの地域内での連携を図りながら事業を進める
としていて、エコノミックガーデニングの取り組みは、斬新なものというより「地元企業が成長するための環境をつくる」という原則に基づき、土壌づくりや種まき、水やりなどの環境整備を継続的に進めることと言えます。

私見ですが、トランジション・タウン運動とエコノミックガーデニングの違いは、前者がボトムアップ指向であるのに対し、後者がトップダウン指向である点だと思います。
ただ、両者の違いはどちらが先にスタートを切るかということであり、その過程で地域住民と行政の連携がなければ、期待する効果は得られないと思います。

幸いなことに、九十九里町役場の産業振興課において、来年から「起業家支援」のための取り組みとして具体的な計画を立案するといった主旨のお話しを伺いました。
そこで私からは、地域住民の有志が集まる場と、勉強会などを通じて連携し、「自分たちの地域はこうありたい」という目標を達成するために、一丸となって取り組めるような場の提供をお願いしました。

「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂ければ幸いです。
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高橋

2018年8月29日水曜日

九十九里町手記(135)

今月は「ちどりの会」の定例会(1回/月、最終週の月曜日)がなく、次回は来月(9月)の予定なので、それまでに「トランジション・タウン 九十九里町構想」について骨子をまとめておきたいと考えています。

重要な点は、「地域に新しい経済システムを作り出したい」という方が、どれだけいらっしゃるかということだと思います。

これまで、「地方創生」という側面から地域経済について考えてきましたが、「地方消滅」という別のシナリオがあることを知りました。 改めて、己の世界観の狭さに気付かされた思いです。

ことの原点は、町(人工的に作られた区画地域の意)があって人がいるのではなく、人がいてそこに町ができるということでした。 町はなくとも、人がいれば地域は生まれます。 逆に、人がいなくなれば町は消滅するという当たり前のことが、「九十九里町に植物工場をつくりませんか?」ということを考えていたときには、私の頭の中にありませんでした。

その後、思いは「現代版里山システム」に至り、最近になって「トランジション・タウン」の考え方を知りました。 英国にある小さな町「トットネス」はその実践です。

さて、同じようなことが、この九十九里町で起きるかどうかはわかりません。 でも、人がそこにいたいと思うような場所があれば、地域は生まれるのではないでしょうか。

若い世代の方々が、そのような場所をつくりたいとおっしゃるならば、私は微力ながらできるだけの応援をしたいと考えています。

「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂けます様に、お願い申し上げます。

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高橋

2018年7月31日火曜日

九十九里町手記(134)

6/25のブログでもお話ししましたが、先月から「ちどりの会」という集まりに参加させて頂いています。

今回は、英国のトットネスタウンで展開されている「トランジション・タウン」について、ご紹介させて頂きました。

ここで、今回は会の方々にお話ししませんでしたが、次回(9月の予定)には、トランジション・タウン 九十九里町構想の立ち上げを提案したいと考えています。

ただ、前回もお話ししたように、会員の皆さんは、既に何からのボランティア活動に携わっていらっしゃるようであり、新たな試みにお力添え頂けるかどうかはわかりません。

今はこのような状況ですから、「トランジション・タウン 九十九里町構想」については、暫くの間、こちらのブログでご紹介させて頂くことにしたいと思いますが、早い時期に専用のWebサイトを立ち上げて、リアルタイムに情報交換を行う「場」をご提供できるようにしたいと考えています。

「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂けます様に、お願い申し上げます。

raputam@mail.com
高橋

2018年7月3日火曜日

九十九里町手記(番外編)

昨日(7/2)、1学期のクラブ活動を終えた後、クラブ担当の先生と今後のクラブ活動について話し合いをしました。 その結果は、パソコン室にあるパソコンに、新しいソフトウェアをインストールしたり、ネットワークの配線を変更したりすることはできないとのお話しでした。
この結果から、先生の立場を尊重し、クラブ活動としてこれ以上の要求を行うことは避けたいと思いますが、必要なものごとは外せないので、できることを考えていきましょうとお話ししました。

そのあと、教頭先生を交えて同じお話しをした結果、生徒さんのご両親や、有志の方々に、使わなくなったパソコンがあれば、小学校に寄贈して頂けないか問いかけをして頂けることになりました。 また、パソコンは一式でなくとも、使わなくなった液晶ディスプレイ単体やUSBキーボード単体を、クラブ活動に役立てることができます。

もしも、こちらのブログをご覧頂いている皆様の中に、使用しなくなったパソコンを小学校に寄贈してもよいという方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂けます様に、お願い申し上げます。

raputam@mail.com
高橋

2018年6月25日月曜日

九十九里町手記(番外編)

このタイミングでブログを更新する予定はなかったのですが、ある方のご紹介で、地域にお住まいの有志の方々で構成されている「ちどりの会」の会合に出席させて頂く機会を得たので、そこで感じたことについてお話ししたいと思います。

会員の皆さんは、既に何らかのボランティア活動に携わっていらっしゃる方々で、会の目的は、各々のボランティア活動の横の繋がりをつくるための「場」を提供するといったものではないかとの印象を受けました。 同時に、今まで水面下にあって見えなかったものが、網の一端を手にすることで、引き寄せらた網の中に蠢く群れを垣間見たような感じでした。

私自身は、率先して何かを成すというタイプではありませんが、一つの志をもっています。 ですから、同じ志をもつ方々がいらっしゃれば、自身に残された幾ばくかの時間を、そのような方々とご一緒させて頂きたいと考えています。

会合の中で、「場」の重要性についてお話しされたのは、Mjさんでした。 私も「場」の重要性についてはある程度認識しているつもりでおり、「九十九里町に自由大学をつくりませんか?」プロジェクトの原点でもありました。 最近では、より汎化されたリ・ローカリゼーションに視点が移り、このような活動と接点をもつことができないか模索中です。

※ トランジション・ジャパン公式ページより、トランジションタウンつだぬまにメッセージを送ってみましたが、返信は未だありません。 因みに、トランジション京葉のWebサイトには接続できませんでした。

2018年6月8日金曜日

九十九里町手記(133)

東金図書館で借りた一冊の本には、7年前(2011年)から心の中でもやもやしていたものを、一掃してくれることが書かれていました。 タイトルは「地元経済を創りなおす」(枝廣 淳子)、地域の、地域による、地域のための経済を、どのようにすれば実現できるのか、理論だけでなく、具体的な事例を挙げて紹介しています。 ずっと手元に置いておきたくなってしまったので、思わず購入してしまいました。

私の歳になれば、皆似たことを考えるようになるのは自然のことのように思います。 似たことを考えているのに結果が異なるのは、具体的にどのような取り組みがなされたかの違いによるものではないかと考えられます。

本書で紹介されている英国の町トットネスでは、
「このままではいけない」という危機感と、「自分たちの地域はこうありたい」というビジョンを共有する人々が、自分たちの地域に関する「客観的なデータや見通しを示す報告書」を共通の基盤として、「継続的に新規プロジェクトや起業を育み支援する場」と、「定期的に事業アイデアを発表して、地域のプロジェクトとしていく発射台」を有機的に組み合わせて、「レジリエンス(回復力、復元力)に富んだ新しい地域経済」を創造しているそうです。

ここで、私の背筋にゾクッとする感覚が走った本書の一節をご紹介します。
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トットネスには、きちんとした組織があるわけでもなく、体制が定まっているわけでもありません。 トランジション・タウン・トットネスの事務局は本当に小さいもので、数人のパートタイムスタッフが主にコーディネータ役として働いているだけです。 ピラミッド型の組織があるわけでもなく、全体の目標や枠組みがしっかり決まっているわけではありません。 それなのに、次から次へと「リ・ローカライゼーション(再地域化)」に向けて町や住民を動かしていく重要なプロジェクトが生み出され、展開していることに驚きました。
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これこそが、私が長年夢に描いてきた自己組織化社会の実例に他なりません。 私が初めて自己組織化社会の実例に触れたのは、CERN(欧州原子核研究機構)でした。 今から20年以上も前のことです。

当時、私は自己組織化ロボットに興味を魅かれ、いずれは自然界で起きているような自己組織化された社会が出現すると考えていました。 自己組織化とはいっても、完全に無秩序な状態(カオス)から、それが生じないことは知られています。 問題は、自己組織化に必要な条件を明確にできないことではないかと思います。

さて、この続きは別の機会に譲ることにして、折角学んだ知識を無駄にすることなく、次の実践に繋げていきたいと思います。

2018年5月28日月曜日

九十九里町手記(132)

2回のクラブ活動を終えて、幾つか感じたことがあります。
1. 物理的にインターネットに接続されてはいますが、実際の利用に大きな制限があります
残念なことですが、インターネットにも正負の両面があり、負の側面に触れさせるには、小学生ではまだ早いというご意見があります。

私は、小学生(マイコンクラブは、小学4年生から6年生を対象にしています)が物事の負の側面を理解できないとは思いません。 しかしながら、小学生時代にはご両親をはじめ、多くの方々から受ける愛情を、この先の心の礎として欲しいというご意見には賛同できます。


2. 設備は一通り揃っているようですが、どのように利用すればよいのかわかりません
これは、小学校の側に、コンピュータシステムの管理者がいないのではないか、という疑問を生みます。 この辺りは、町の行政の管理下にあるのかも知れませんが、インストールされているオペレーティングシステムも、既にサポートが切れているもののようでしたし、業者任せでシステムを導入しさえすればそれでよいといったことでは、資源を有効に活用することはできないと思います。

クラブ活動は、生徒の自発的な学びを育てるための、一つのゆりかごであると考えられます。 ゆりかごの中に、どのようなオモチャを置いておけば、子供の健やかな学びを育むことができるのか、ご一緒に考えてみませんか?

2018年4月12日木曜日

九十九里町手記(131)

「小学生が考えるマイコン応用技術」ということで、昨年に某小学校で行ったデモンストレーションを切っ掛けに、マイコンクラブ(仮称)の開設を目指して準備を進めてきましたが、この度正式にマイコンクラブとして活動できることになりました。

思い返せば、昨年の4/17に某小学校の校長先生にお話しをさせて頂いた案件でしたが、他のプロジェクト同様に、スタートラインに立つまでは、それ以上のことをブログでご紹介することは控えようと決めていたことでした。

正式にマイコンクラブ(仮称)として活動できるようになったことから、こちらのブログで定期的(1回/月程度)に活動内容をご紹介していきたいと思います。

また、クラブ担任の先生には、生徒さんのご両親をはじめ、地域にお住まいの一般の方々にもご参加頂けるようにとの意向をお伝えしてありましたが、クラブ活動は授業の一貫であり、生徒さんのみが対象である旨のお返事を頂いたので、一般の方々につきましては、「九十九里町に自由大学をつくりませんか?」プロジェクトにご参加頂ければと思います。

※ 当ブログの内容に興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、こちらにコメントを頂くか、下記の電子メールアドレスまでご連絡頂ければ幸いです。

raputam@mail.com
高橋

2018年4月8日日曜日

九十九里町手記(130)

今週の始めに、知人の紹介でAさん宅にお邪魔をして、諸々のお話しをお聞きしました。
砂浜が減少していること、福島原発の事故以来訪れる人が減ったこと、片貝漁港のこと、ゴミの問題、海の駅のこと、市町村合併のこと、シルバー人材のこと、などなど。
お聞きしたお話しの中から、私も感じている3つのキーワードを取り上げてみたいと思います。

【チームワーク】
個人プレーがどうのということではありません。優れた能力を身に付けた人は、その能力を更に高めようと努力を怠りませんが、これはとても大切なことだと思います。
そして、その能力を自分の枠の中だけでなく、外部に向けて開放することが、次の段階として必要だと思います。 これがチームワークです。

【継続性】
人の命には限りがあります。それでも、今日ここまでの文明を築くことができたのは、継続性が如何に重要であるかということを、人が理解していたからだと思います。
先人たちが築き上げてきた遺産を悪戯に消費するだけで、今を生きる人が未来に向けた準備を怠ることは、好ましいこととは言えません。

【革新性】
単に過去の習慣や制度を新しいものに替えるということではありません。人の体の骨のように、それを維持するためには、古いものを絶えず新しいものと置き替える必要があるということです。

これらのキーワードは、それぞれが独立したものではなく、相互に作用し合うものです。
九十九里町にも、「何とかして今のこの町を、より住みやすい町にしていきたい」とおっしゃる方は少なくないと思います。 今の私は、立場上ご高齢の方々からお話しをお聞きする機会が多いのですが、中には「町のために、自分のできることをしたい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

そこで、以前のブログでもお話しさせて頂いたように、先ずは高齢者が幅広く活躍できる「場」をつくることが必要なのではないでしょうか。

毎回、スローガンばかりで心苦しく思いますが、「場」を表す名前は必要なので、今回は「シルバーワークス」という名前を付けることにしました。
名付けて、「九十九里町にシルバーワークスをつくりませんか?」プロジェクトです。

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少子高齢化による人口および産業の減少、人的ネットワークの断片化などについて、地域を越えた意見交換の場があればよいとは思いませんか?
現在思案中、または既に行動に移していらっしゃる方々は勿論のこと、今までは考えたこともないとおっしゃる方々も、忌憚のないご意見を是非お寄せ下さい。

2018年2月6日火曜日

九十九里町手記(129)

「60歳でパソコンに出会い、80歳でプログラミングを始めた」、そんな見出しで始まるWebサイトを通じて、82歳の日本人プログラマー 若宮 正子さんのプロフィールを拝見しました。

当時を振り返ってみると、インターネットの存在は周知のこととなり、一般の人々にもインターネットは身近なものになっていたと思います。

私は、同じ「プログラマー」ではあっても、若宮さんのように一般の人々を対象にしたアプリケーションプログラムを作るのではなく、機械を対象にした制御プログラムを専門に作ってきました。 私が作るプログラムは、特に「組込みプログラム」と呼ばれ、そのようなプログラムを作るプログラマーは「組込みプログラマー」と呼ばれています。

産業界では、品質の高いプログラムを、短期間で開発することが常に求められます。 私がプログラマーという職種にどっぷりと浸かった頃には、既にプログラマー30歳定年説というものが囁かれていました。

尤も、私は60歳で現役を退くまで、四半世紀以上組込みプログラマーでいた訳ですが、「組込みプログラム」の特異性もあって、後年はプログラムの開発に苦労したことは確かでした。

しかし、プログラミングについて言えば、時間がかかるようになっただけで、もうプログラムが書けなくなったということはありません。

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広い舞台に大掛かりな装置、煌く照明に華やかな衣装。そこで繰り広げられる磨き抜かれた演技の数々。観客を魅了する演技の基本になるものがシナリオです。私は、長い間「組み込みプログラム」の制作に関わってきましたが、いつの頃からか私の仕事は物語を書くことと本質的に同じものと考えるようになりました。
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上記は、私が一人でコツコツと営んでいるプログラミング工房を紹介する一文ですが、私は「プログラミング」という作業を、基本的に物語を書くことと同じものではないかと考えています。

つまり、若宮さんが特別な存在ということではなく、例えば日本語で文章を書いていたものを、プログラミング言語でプログラムを書くというように置き換えれば、私を含め、シニア世代の誰もが、プログラマーとして活躍できる可能性をもっています。

ただし、これは私の細やかな拘りですが、シニアプログラマーを受け入れる市場の開発と、バーチャルでは終わらない、現実のものを生み出すプログラムを作ることが不可欠であると考えています。

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少子高齢化による人口および産業の減少、人的ネットワークの断片化などについて、地域を越えた意見交換の場があればよいとは思いませんか?
現在思案中、または既に行動に移していらっしゃる方々は勿論のこと、今までは考えたこともないとおっしゃる方々も、忌憚のないご意見を是非お寄せ下さい。

raputam@mail.com
高橋



2018年1月15日月曜日

九十九里町手記(128)

昨日は、厳しい冷え込みの中を、伊能忠敬 記念公園の清掃活動に参加しました。
この公園は、公の清掃事業とは別に、各自治区が交代で清掃活動を行っているので、雑草の生い茂る初夏や、落ち葉の舞い散る晩秋の一時期を除き、比較的良好な景観を保っています。

私が九十九里町に閑居をつくるかどうかを決断するために現地を訪れた際、西の下の交差点から不慣れな土地を歩き疲れたときに、一時の休息を得たのがこの公園でした。
当時は夏の暑い盛りでしたが、手入れの行き届いた公園の緑が、今も記憶に残っています。

さて、清掃を終えて近所の方と話をする中で、高齢者世帯(一人暮らし高齢者を含め)の見守りについて、現役時代に情報処理産業に関わった者の一人として、考える必要があるのではないかと思いました。

つまり、世の中にIoT技術が遍く浸透しているかのように見える状況下にあっても、それを利用するためのソフトウェア技術は、果たして人が望むような形で実現されているのだろうかということです。

情報処理産業とは無関係の方でも、Webを調べれば腕時計タイプの生体活動量計が、概ね1~3万円程度で入手できることはわかります。 また、それらの活動量計はスマホを介し、他の情報処理システムに活動量を転送することも可能です。

このような情報端末を利用すれば、スマホが使えない一人暮らしの高齢者を遠隔で見守ることが可能ですし、高齢者の不安を少しでも軽減できるのではないかと、どなたでも考えることでしょう。

しかし、技術的には十分可能な状況にあるにも関わらず、現実はそのようになっていません。
一体、何が問題なのでしょうか?