2012年2月26日日曜日

九十九里町手記(52)

先週の土日は、現在お世話になっている東京の会社の引越しがあった関係
で、閑居に戻ることができませんでした。 今の季節は、閑居に戻ったか
らといって、特に何をするでもないのですが、せせこましい東京の生活と
比べると、閑居で束の間の晴耕雨読の生活を送ることが、私にはとても
意味のあることのように思えてきます。

「2013年問題」などという言葉を耳にするようになりましたが、困ったこ
とです。 九十九里町の産業に多様性が生じれば、若者から高齢者まで、
働きたいと希望する方々の就労の場が増えると感じるのは私だけでしょうか。

ギリシャの経済問題を取り上げているTV放送の中で、「ディフォルト(債
務不履行:債権の発行者が利払いや元本の支払いを停止すること)につい
て不安はないか」といった質問を受けた人が、「庶民は既にディフォルト
している。政府がディフォルトしたところで何も変わらない」のように回
答していたことが印象的でした。

九十九里町は、海洋資源や遊休耕作地の他にも、風や太陽光といった自然
エネルギーを利用し易い環境にあります。 これらの恵まれた環境を活か
した町の未来像について、これからも考えていきたいと思います。

こちらのブログでは、九十九里町の未来像について、様々な角度からご協
力頂ける方々を募集しています。 興味のある方は、raputam@mail.comへ
電子メールをお送り下さい。

2012年2月11日土曜日

九十九里町手記(51)

日本同様に、四方を海に囲まれたオークニー諸島。2007年の人口は19900
人で、九十九里町の人口と大差ありません。さて、2012年2月7日に放送さ
れたNHKニュースおはよう日本の中で、岩手県が震災からの復興計画に、
海洋発電の研究拠点を作る構想を盛り込んだことが紹介されたのですが、
実はお手本になったオークニー諸島のEMEC(欧州海洋エネルギーセンター)
では、実験に必要な場所・設備が用意されていて、開発企業の負担をできる
だけ減らす仕組みが整えられているそうです(15ある実験場は既に一杯で、
増設計画が進められているとか)。
実験施設の建設に伴って雇用が創出し、経済効果が期待できるとあって、
岩手県では沿岸の自治体に協力を呼びかけているそうです。

人工光植物工場では、蛍光灯やLEDといった人工光を使用して植物を育て
ます。 また、工場内の環境を制御するためには、エアコンやファン、ポ
ンプそして制御装置などが必要になります。 これらの機器は、すべて電
気をエネルギーとして動作します。 つまり、九十九里町における海洋発
電と植物工場の組み合わせは、とても相性が良いということです。

以下に、海洋発電に関するメモを記します。

・三井造船
 米オーシャンパワーテクノロジーズ社が開発したブイ式を改良したもの。
 幅8.5メートル、長さ約30メートルで80KWを目指す

・三菱重工鉄構エンジニアリング+東亜建設工業
 振動水中型

・ジャイロダイナミクス+日立造船
 ジャイロ式で100KWを目指す

発電単価は、2020年頃を目標に、1KW時当たり20円が目標。

「九十九里町に植物工場を作りませんか?」プロジェクトに関するブログ
を、新しく作ろうと考えています。 計画では、有志が5名程集まった時点
で、メンバー相互の交流の場として用意する予定でいたのですが、Facebook
を通じての呼びかけにも効果が見られなかったので、少し計画を早めること
にしました。