2019年12月22日日曜日

九十九里町手記(150)

現在私が取り組んでいることと、直接関係するものではありませんが、千葉県生活支援コーディネータ養成研修を受けました。

コーディネータは、主に

・地域の社会資源を発掘・開発する
・ネットワーク構築
・ニーズとシーズのマッチング

を行う役割を担います。

この点は、トランジション・タウン 九十九里町のリコノミー・センターが担う役割と共通する部分があります。 つまり、リコノミー・センターでは、地域住民と事業主体が同じ土俵に立った上で、地域住民のニーズにマッチしたサービスを提供する事業主体に対して、地域住民が様々な支援を提供します。 また地域にない新しい事業を始めようとする事業主体に対して、地域住民が明確なニーズを示すことで、事業主体は無駄なシーズに資源を割く必要がなくなります。

1年間のトランジション・タウン 九十九里町 勉強会(令和元年12月以降は学習会に変更)を通じて、次の1年間の活動計画をどのように立てたらよいのか考えてみました。

・高齢者の方に「トランジション」運動をご理解頂くためには時間がかかります。
 それ自体大した問題ではないのですが、後継者にバトンを渡すことが難しくなる点が問題です。
 
・好奇心旺盛な高齢者の方は、既に様々な運動に参加していたり、活動していたりします。
 「トランジション」を通じて、この先のビジョンを描くためには、多少の時間と忍耐が必要です。

・地域の中で、生活基盤に大きな違いがあるかも知れません。
 知識や経験が豊富な高齢者の方でも、生活基盤に不安がある場合は、自分自身以外のものに目を向けることは難しいかも知れません。

今まで高齢者の方を中心に、「トランジション・タウン 九十九里町」についてご紹介してきたのは、高齢者福祉と比較的自由に使える時間といった2つの観点からでした。

・高齢者福祉の観点
元気な高齢者の方々に「地域経済を創りなおす」場でご活躍頂くこと。

・自由に使える時間の観点
家庭経済を支えている層に比べて、自由に使える時間がある。

しかし、どちらの観点からも、高齢者の方に「トランジション・タウン 九十九里町」をご紹介するのは難しいのではないかと考えるようになりました(地域性による)。

そこで、次の1年間では、中学校の生徒さんを対象にして「トランジション・タウン 九十九里町」をご紹介することにします。

第1段階としては、クラブ活動として「トランジション・タウン 九十九里町」に取り組んで頂けるように話を進める予定です。

もしも、クラブ活動として実現できれば、(中学校が存続する限り)後継者問題で悩む部分が少なくて済みそうですし、将来社会で活躍する際にも、そこで得た経験は必ず役に立つと思います。