2021年6月21日月曜日

九十九里町手記(166)

 久し振りに種を撒いた枝豆は、本葉が出かかる頃に頭からチョン切られたり、ある程度成

長した段階で花芽を取り囲むように葉が巻き付いた後に枯れてしまったりで、散々な状態

になりつつあります。 そういえば以前に撒いたときにも同じようなことが起きたなぁ、

と思い出しました。 昨年は、ブロッコリーがモンシロチョウやカメムシの養殖場化した

ので、今年は趣向を変えてみたのですが、どうやら相手の方が一枚も二枚も上手のようです。



枝豆の花芽を取り囲むように葉が巻き付いていたのは、その中に何かの幼虫が潜んでいた

からでしたが、何の幼虫だかわかりません(頭は黒く、体は透き通っているようで、青虫

とは違うようです)。 まあ、また来年に種を撒く気になったら、その時には防虫ネット

でも張ろうかと考えています。


自分が「やりたくないなぁ、面倒だなぁ」と思うことは、(恐らく)他の人もやりたいとは

思わないだろうと考えると、まぁいいっか、やりたくないことはやらなければならない状況

になるまでそのままにしておこうっ、ということになります。


一方で、好きだ嫌いだの問題ではなく、やらなければならないことはやらなければならな

いとおっしゃる方もいらっしゃいます。 別のところから、いいんじゃない、やりたい人、

できる人がやれば、といった声が聞こえてきそうです。


トランジション・タウンって、結局は「町づくり」の方法の一つだと思いますが、現在の

人間社会が、小数の人々の考えにより形作られたものであるのに対して、異なるアプローチ

を示しているように感じたので興味をもったのかも知れません。


それにしても、これまでの考え方をリセットして、またゼロから新しく始めるというシミュ

レーションは面倒なので、新型コロナウイルスのワクチン接種のように、全体が一度リセ

ットされた状態になるまで、社会全体がトランジションするのは難しいと思います。


無責任な(ゴールが見えている)私は、「残された人々で精々頑張ってね」と投げ槍に思う

反面、いい加減歳を重ねてきた者として本当にそれでいいのかという僅かな自責の念もあり、

残りの時間を地域におけるトランジション運動の普及に充てようと考えています。


化石燃料に依存しない(結果、気候変動の要因を減らすことに繋がる)社会の実現を目指す

「トランジション」の考え方を、この地域(九十九里町)で実践しようとする試みが「トラ

ンジション・タウン九十九里町(T.T.K.)」です。

 

T.T.K.では、毎月の最終日曜日14:00から30分間、Zoomミーティングを利用したオンライン

学習会(意見交換会)を開催しています。 今月(6月)は6/27(日)の14:00から予定し

ています。


詳細は、T.T.K.のブログサイト( http://tt.tsukumo.mydns.jp )をご覧下さい


2021年2月14日日曜日

九十九里町手記(165)

 昨日の23:08頃にかなり大きな地震がありました。

はじめに揺れを感じたのは、スマートフォンから警報音が流れた後、30秒ほどしてからでした。 暫くして揺れが治まった後に、スマートフォンに何か情報は流れていないかと探してみたのですが、地震に関する情報は特に見当たりませんでした。

結局、TVのニュースで震源地は福島県沖であること、津波の心配はないことなどがわかり一先ず安心したのですが、10年前のことを一瞬思い出しました。

コロナ禍の最中であっても、自然災害はお構いなくやってきます。 10年前のあのときに感じたことを、丁度10年後となる今年の3/11に、もう一度思い出してみようと思います。

何かをはじめようとするとき、私はよく水を入れたペットボトルを思い浮かべます。2年前に、九十九里小学校でマイコンクラブを担当させて頂いたときも、部員の皆さんにペットボトルのお話しをしたと思います。

前回のブログで「モノと情報」が別々のものとして扱われるということをお話ししましたが、ある時代では一つであったものが、別の時代では別々のものとして扱われることがあるということは、何も特別なことではないとおっしゃる方もいらっしゃると思います。

「トランジション」の考え方は、(私の理解が誤りでなければ)体の中の適応免疫(獲得免疫)のようなものです。 この適応免疫の中心的な存在は、B細胞(Bリンパ球)とT細胞(Tリンパ球)ですが、特にB細胞は、生まれたときからその表面にIgMという抗体をもっています。

このIgMは、B細胞が抗原(体内に侵入した異物)を認識する受容体としても働くため、B細胞抗原認識受容体(BCR)とも呼ばれます。

一つのB細胞は、このBCRを1種類だけしかもっていないので、この世に存在する無数の抗原に対応するためには、無数の種類のB細胞が必要になります。 驚いたことに、私たちの体内には少量多品種のB細胞が予め用意されているそうです。

B細胞の多様性が示すところは、地域社会がどのようにあれば望ましいのかといった問に対する一つの答えと捉えることができます。

つまり、私が述べたいことは、「トランジション」の考えはその地域に住まう人たち一人一人の中にあり、特定の人やグループにあるものではないということです。

そのような「トランジション」の考え方を、この地域(九十九里町)で実践しようとする試みが「トランジション・タウン 九十九里町(T.T.K.)」です。

T.T.K.では、毎月の最終日曜日14:00から30分間だけ、Zoomミーティングを利用したオンライン学習会(意見交換会)を開催しています。 今月(2月)は2/28(日)の14:00から予定しているので、詳細は、T.T.K.のブログサイト( http://tt.tsukumo.mydns.jp )をご覧ください。



2021年1月2日土曜日

九十九里町手記(164)

 謹賀新年

2021年のToDoリストということで、昨年末に3つのことを考えたのですが、その内の一つは実現できなくなってしまったので、その代りを探し出さなければなりません。

そこで、以前から考えていた水耕栽培を、3本柱の一つとして据えることにしました。

☆ 2021年のToDoリスト

 1. 地域資源マップサーバ

 2. 地域通貨システム(ロカプレイとリンク)

 3. 水耕栽培システム(ロカプレイとリンク)

 ※ オプションとして、

   i 九十九里町版 お困り事マッチングサイト構築

  ii 生活支援コーディネータとしての活動

正直なところ、上記のようなものがなくても、生活に困らない環境があれば済むことですが、モノと情報が一つになっていた時代から、モノから情報だけが取り出されて、今の経済社会の中で独り歩きするような状況では、モノに困窮する人たちに加え、情報に困窮する人たちを少なからず生み出していると思います。

私の場合、モノに関しては経済的弱者の域を出ませんが、情報に関しては過去のプログラマたちが残した偉大な不滅の資源を、一プログラマとして利用させて頂くことが可能な位置にいます。

ある本に記されていた言葉をお借りするならば、今の私にはクリエーションを行うことはできませんが、コーディネーションを行うことはできるかも知れません。 また、その本にはコーディネーション(本文ではメタ・クリエーションと表現されていました)にはある程度成熟した社会が必要であると記されていました。 もしもそうならば、今の私にはどちらも手が届かないものなのかも知れません。

そのようなことを考えながら、それでも私自身にできることをやろうと、気持ちを新たにして2021年の扉を開くことにします。

----

ゼロ(すべてを失ってしまうこと)になる前に、何かできることはないのでしょうか。 刹那的な人生を送るだけでなく、次の世代に引き継ぐことのできる何かを、考えながら余生を送ることができたらと思いませんか?

トランジション・タウン 九十九里町は、「地域の、地域による、地域のための経済」を、新しく創りなおすための運動です。


2020年12月12日土曜日

九十九里町手記(163)

 前回お話しした、つくも学遊館で開催される講座「親子ではじめる『マイコンからAIまで』」ですが、残念ながら現時点で希望者がお一人もいらっしゃらないので、このままの状況が続けば、本講座は中止ということになります。

令和2年度開催の講座を紹介した回覧は、つくも学遊館から自治会を通じて各家庭に届いているとは思いますが、回覧板をご覧頂けなかった方や、自治会に参加されていない方の目には触れていない可能性があります。

そこで、今の私ができる範囲のことをしようと、町内3つの小学校と1つの中学校に対して、本講座を紹介したパンフレットを20部ずつ配布しました。 また、数少ない知人に頼み、知り合いの方にお話し頂けるようにお願いしました。 本講座を用意して頂いたつくも学遊館の方には申し訳ありませんが、後は事の成り行きを見守るしかありません。

----

人の流れが「都市一局集中」か「地方分散」のどちらかとなり、一旦どちらかが選択された後は、再び他方へ戻ることはないというのがAIの予想でしたが、2025年頃と予想された分岐点が、新型コロナウイルスの影響により、思いもよらない方向へ加速するとは、現在のAIにも予測できなかったようです。

現代社会(経済社会)で生活するためには、(社会)情報が不可欠です。 インターネットとそれに接続される情報機器(パソコンやスマートフォン)は、現代社会で生活するために必要な、生活基盤の一つになっていると言っても過言ではないと思います。

そのような状況の中で、一つの物語を考えてみることにしましょう。
ある地方では、どの家庭でもインターネットが利用できるようになってはいるものの、経済的な理由でインターネットに接続できない家庭が多くありました(情報機器を購入できない、インターネット利用料金を支払えないなど)。

その一方で、経済的に余裕のある一部の家庭では、コロナ禍の影響により、インターネットを利用した在宅勤務にトランジションしていました。

そのような中、上記の家庭に変化が起こります。 いずれは新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同様の広がりをもつものになると予想されるので、山中教授が言うようにウイルスとの共生社会が始まるでしょう。
ということになれば、特に都市部でウイルス感染症のリスクが高いということもなくなり(地方にも都市部と同程度のリスクが存在するようになる)、生活という面で考えれば、地方に比べて都市部に利があることは間違いありません。

それに加えて、都市部ではウイルスとの共生社会を念頭に置いた、新しい居住空間の提供がはじまりつつあります。 在宅勤務でもストレスが貯まらない住環境と、社会資源に容易にアクセスできる社会環境を兼ね備えた新しい都市部の姿が浮かび上がります。 そして、その頃の地方には何が残されているのでしょうか。

----

ゼロ(すべてを失ってしまうこと)になる前に、何かできることはないのでしょうか。 刹那的な人生を送るだけでなく、次の世代に引き継ぐことのできる何かを、考えながら余生を送ることができたらと思いませんか?

トランジション・タウン 九十九里町は、「地域の、地域による、地域のための経済」を、新しく創りなおすための運動です。


2020年11月29日日曜日

九十九里町手記(162)

 つくも学遊館で、例年の講座が再開されることになりました。

新型コロナ感染症の影響で、昨年は予定していた講座が中止になりましたが、先月の終盤頃につくも学遊館の職員の方から講座再開のお話しを頂きました。

今回は期間が短い(令和3年1月~3月)ので、昨年作成した講座の内容をすべてお話しすることが難しくなりました。 そこで、途中をとばしてマイコンとAIについてのみ、掻い摘んでお話ししようと考えています。

12月に入りますと、広報や地区の回覧板でお知らせがあると思いますが、こちらのブログをご覧頂く方がいらっしゃるかも知れないので、以下に講座の詳細をお知らせしたいと思います。

【講座の名前】 :親子ではじめる「マイコンからAIまで」

【募集人数】  :7組(14名)

【場所】    :つくも学遊館 会議室

【開催日】   :令和3年1月~3月の第1, 第3土曜日、午前10:00~11:30(90分)、全5回

【必要なもの】 :筆記用具、USBメモリ、ノートパソコン(お持ちの方)

【お問い合わせ】:つくも学遊館、電話:70-3601

※ 最少催行人員は2組(4名)程度を考えていますが、最終的な判断は町役場の方で行われるので、状況により本講座が開催されない場合があります。

余談ですが「親子ではじめる」としているのは、小学生くらいのお子さんとそのお母さんを対象にしているからです。 勿論、お母さんでなくてお父さんでも構いませんし、お二人で参加して頂いても構いません。

また、お友達同士で参加したいという方でも結構ですが、成人の方お一人で参加をご希望の方は、つくも学遊館までお問い合わせ下さい。

なお、本講座の開催が決定した場合は、初日(令和3年1月16日、午前10:00~11:30)にガイダンスを行います。 本講座に出席する場合は、事前に体温測定を行い、体調に異常がないことを確認した上で、必ずマスクを着用して下さい。


2020年11月19日木曜日

九十九里町手記(161)

 「生活支援体制整備事業」という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたことはないとおっしゃる方にも、知っておいて頂きたい言葉があります。

それは「ちどりの風」という言葉です。

「ちどりの風」は、高齢者の方々が、重度な要介護状態となっても、できる限り住み慣れた地域で、人生の最後まで尊厳をもって自分らしい生活を送ることができる社会の実現に向けて、その一翼を担う九十九里町の「協議体」に与えられた愛称(ニックネーム)です。

地域住民に身近な存在である市町村が中心となり、ボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人、協同組合等の多様な事業主体による重層的な生活支援・介護予防サービスの提供体制を構築する必要があることから、「生活支援体制整備事業」を活用し、「生活支援コーディネータ(地域支え合い推進員)」と「協議体」を全国の市町村全域と日常生活圏域に設置し、地域資源の開発やネットワークを構築することにより、重層的な生活支援や介護予防の取り組みが動き出しました。

この動きは、生活支援や介護予防に留まらす、いずれは生活全般に及ぶことでしょう。 ですから、今のうちに若い世代の方々にも耳を傾けて頂きたいと思います。

「生活支援コーディネータ」って何?、「協議体」って何?とおっしゃる方は、是非「ちどりの里」にお立ち寄り下さい。 「ちどりの里」は、高齢者の介護予防に関する拠点となる施設(地域包括支援センターがここにあります)ですが、若い世代の方々にもご利用頂けるのではないでしょうか。

老いることは分かっていても、それを現実のものとして認識するためには、それなりの時間が必要です。 でも、人生の諸先輩方に教えを乞い、その教えを自らの老いとして認識を深めることは可能だと思います。

こちらのブログをご覧頂いたこの機会に、ご自身の人生を今一度見つめ直してみませんか?

「ちどりの風」のWebページを、有志の方々(Aさん、Rさん)が中心となりご用意下さいました。

 https://goto99.jp/

住民の方々のご意見・ご感想をお待ちしています。


2020年10月24日土曜日

九十九里町手記(160)

 今回は、以前読んだ本の内容を走り書きしたメモの中から、一つだけご紹介したいと思います(メモを処分する代わりに、こちらに備忘録として残しておきます)。

----

「私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、自分たちの生活を通してしか見ていない」

今すぐ答えを探さないで下さい。 あなたは未だ答えを自ら生きていないのですから、今答えが与えられることはありません。

すべてを経験することが大切なのです。 今は問いを生きる必要があります。 そうすれば、遠いいつの日か、徐々に知らず知らず答えを経験している自分に気づくことでしょう。

「変えられないものを受け入れる平静を、変えるべきものを変える勇気を、そしてそれらを見分ける英知を与えたまえ」


1. 心配ごとの〇〇%は起こりそうにないこと

2. 心配ごとの△△%はもう変えられな過去の出来事

3. 心配ごとの□□%は人々のどうでも良かった意見

4. 心配ごとの◇◇%は解決済みの問題

本当に注目しなければならない問題は、わずか数%だった。

----