2015年12月27日日曜日

九十九里町手記(106)

2011年10月16日のブログで、はじめて「九十九里町に植物工場を作りませんか?」についてお話しをさせて頂きましたが、それから既に4年の歳月が流れていることを思うと、一粒の種を撒くことの難しさを改めて感じます。

多少撒き時を失した感はありましたが、11月にそら豆の種を撒きました。 結果、今日までに発芽が観察されたのは全体の30%程度で、実は残りの殆どが食害にあったものと見られます。

何かの本に書かれていたことと記憶していますが、本職でも播種から収穫までを経験する機会は限られているのだから、一般の人にとって農業(例えそれが家庭菜園程度のものであっても)は、取り組み難いものと感じられるのかも知れません。

話が横道に逸れてしまいましたが、翌年(平成28年1月)から「九十九里町に植物工場を作りませんか?」プロジェクトを具体的な形にしていくために、「九十九自由大学(仮称)」を立ち上げます。 
今までに、何度かこちらのブログでもご案内させて頂きましたが、お問合せ頂いた方はお一人もいらっしゃいませんでした。

本来ならば、先に土づくりをしてから種を撒かなければならないところですが、種によっては厳しい環境の中でも芽を吹き、花を咲かせるものもあります。
九十九自由大学(仮称)がそのような種であることを信じて、翌年の活動目標にしたいと考えています。

「九十九里町町民憲章」
・ふるさとを愛し、環境をととのえて美しいまちをつくりましょう。
・教養を高め、心豊かで、香り高い文化のまちをつくりましょう。
・勤労を尊び、活力にみちた、働きがいのある快適なまちをつくりましょう。
・からだをきたえ、笑顔のあふれた明るいまちをつくりましょう。
・老人にいきがいを、若者には夢のあるしあわせなまちをつくりましょう。

学術創生員に興味のある方は、当ブログにご連絡先を残して頂けるか、下記メールアドレスまでご連絡下さい。
raputam@mail.com
高橋

2015年11月29日日曜日

九十九里町手記(105)

3年程前から、山武市早船に活動の拠点を置く「早船里山の会」で、草刈りなどのお手伝いをさせて頂いてきましたが、この夏の終わりに、会長であるJさんが逝去されました。
先週は、後を引き継いだご子息により、今年の総会が早船公民館でありました。

私が「早船里山の会」を知った当時は、未だ現代版里山のイメージが私の頭の中にありませんでした。 しかし、里山の重要性を何となく感じていたので、関連のありそうなホームページを辿るうちに、Jさんとの出会いが生まれました。

Jさんの電話連絡先を得ると、早速電話をかけて入会の意思をお話したのですが、意外にも直ぐに快諾が頂けたわけではありませんでした。 何故入会したいのか、入会してどのようなことをやりたいのかなど、緊張するやりとりが続いたことを今でも覚えています。

総会では、今後の早船里山の会について、活動内容、補助金等活動資金調達、イベント開催方法などについて話し合いがなされましたが、特に活動資金調達については難しい問題を抱えているようでした。

最近では、資金調達を行うためにクラウドファンディングを利用するといったことを耳にするようになりましたが、もう少し違った角度から基金(ファンド)というものを考える必要もあるのではないかと思います。 尚、基金については以前に町役場の方とメールでやり取りをさせて頂いたことがありますが、それから時間が経っていることもあり、改めて担当の方にお話をお聞ききしたいと考えています。

さて、「九十九里町にローカルエリアネットワークの輪を作りませんか?」プロジェクトは、学術創生員の方々に、独自のローカルエリアネットワーク(LAN)を構築して頂くことを目的としています。
既にインターネットを利用している方々の中には、どうしてわざわざ独自のローカルエリアネットワークの構築を行う必要があるのか、疑問に思われる方がいらっしゃると思います。
理由は幾つかあるのですが、最も大きな理由は植物工場内でLANを構築する必要があるから
です。

すべての基本は、自由大学で学術創生員同士が相互に習得した知識を用いて、地域が必要とするシステムを構築していくことにあります。

「九十九里町町民憲章」
・ふるさとを愛し、環境をととのえて美しいまちをつくりましょう。
・教養を高め、心豊かで、香り高い文化のまちをつくりましょう。
・勤労を尊び、活力にみちた、働きがいのある快適なまちをつくりましょう。
・からだをきたえ、笑顔のあふれた明るいまちをつくりましょう。
・老人にいきがいを、若者には夢のあるしあわせなまちをつくりましょう。

学術創生員に興味のある方は、当ブログにご連絡先を残して頂けるか、下記メールアドレスまでご連絡下さい。

Raputam@mail.com
高橋

2015年10月25日日曜日

九十九里町手記(104)

前回は「九十九自由大学」における「学術創生員」についてお話しさせて頂きました。
今回は、自由大学で取り上げる具体的な題材についてお話させて頂きます。

少し横道にそれますが、私は「土木工学」について殆ど知りません。
今「土木工学」をキーワードにWebを検索すると、Wikipediaをはじめとして多くの記事が見つかります。

『インターネットは人工知能技術の宝庫である。 検索エンジンの中には、「機械学習」と呼ばれる人工知能の技術がふんだんに使われている。 ユーザーがどういうキーワードを入れたときに、どういったページを求めているのか、それをウェブページの特徴と合わせて学習する。 質の低いページを見分けたり、有害なコンテンツを見分けたりすることも機械学習の仕事である。 検索エンジンにユーザーがキーワードを入れると、一瞬で目的のページが表示されるのはそのためだ』
- 「人工知能は人間を超えるか」より引用 -

見方を変えてみますと、インターネットそのものが、まるで一つの巨大な「自由大学」であるかのように思えます。

Wikipediaによりますと、
「土木工学(civil engineering)とは、良質な生活空間の構築を目的として、自然災害からの防御や社会的・経済的基盤の整備のための技術(土木技術)について研究する工学である。
土木工学で扱う主な対象は、河川、ダム、トンネル、道路、橋梁、港湾、空港、鉄道、廃棄物処理、上中下水道、電気、通信、環境保全、造成、交通、国土計画など、多岐にわたる。 これらを取り巻く人工物を総称して土木構造物と呼ぶ。
このため、一人の技術者がこれら全てに精通することは難しく、その分野を専門とする技術者に分かれて実務を担い、各分野内でもさらに、計画や調査、設計、施工、維持管理、見積積算、災害防止などの各分野ごとに従事する者に分かれる」
と説明されています。

話を本筋に戻します。
九十九里町における社会的・経済的基盤の一つとして必要になると考えられる「人工の高台」(九十九里町手記(67))は、自由大学ではじめに取り上げる必要のある題材だと思いますが、これを机上の空論としないためには、自由大学そのものを具体的なものにする必要があります。

そこで、題材としてはとても小さなものですが「九十九里町にローカルエリアネットワークの輪をつくりませんか?」プロジェクトを取り上げることにしたいと思います。

具体的には、学術創生員の方々に、独自のローカルエリアネットワーク(LAN)を構築して頂きます。 最終的に、個々のLANをインターネットで接続して、九十九里町エリアネットワークを構築することが目的です。

現在、BeagleBone Black(略称BBB)と呼ばれている名刺サイズのLinux機を用いて、WebサーバーおよびDNSサーバーの構築を行っています。
Webサーバー上には、学術創生員の間で情報共有を行う目的で、WordPressがインストールされています。

今後は、Mailサーバーとゲートウェイを構築し、公式のドメイン名を取得した後に、Webのホームページを公開する予定です。 計画が順調に運べば、平成28年度の町民文化祭でお披露目できるかも知れません。

現在、BBBの価格は¥8,000程度ですが、LANを構築するためには3台ほど必要になると思います。
また、電源、HUB、ケーブルなどの周辺機器を揃えるとなると、最終的には¥50,000程度の費用がかかります。

詳しい内容は、次回にお話しさせて頂くことにしたいと思いますが、興味のある方は当ブログにご連絡先を残して頂けるか、下記メールアドレスへご連絡下さい。

Raputam@mail.com
高橋

2015年9月20日日曜日

九十九里町手記(103)

「自由大学」をキーワードにWebを検索すると、「キュレーター」という言葉を目にすることがあると思います。
以前にお話しした世田谷ものづくり学校にある「自由大学」のホームページを見た時にはじめて知った言葉でした。

本来の意味は「学芸員」と訳されているので、この言葉を「九十九自由大学」で使用するのはどうしたものだろうかと悩みました。
そこで「自由大学」に参加し、活動を行う人々のことを「学術創生員」と呼ぶことにしました。

また、「自由大学」について調べていると「教養主義」という言葉に突き当ります。
「九十九自由大学」では、実学(実際の生活に役立つ学問)を基本理念の一つとして考えているので、例えるならば器とその中の空間の関係のように、どちらかを切り離して考えることはできません。
「九十九自由大学」では、教養は特別な権威と結びつくことなく、その身に合った器を満たすことにより、本来の働きをなすものと考えます。

ここで理想を述べるならば、幾人かの「学術創生員」候補者が自己組織的に集まり、最初の「教養」となる題材を決めたいところですが、そのために多くの時間が残されている訳ではないので、残念ながら、次回からは具体的な題材を取り上げて行きたいと思います。

Raputam@mail.com
高橋

2015年8月23日日曜日

九十九里町手記(102)

前回、「自由大学」の基本理念は、
・「開かれた知識」
・「受け継がれる教育」
・「実学の精神」
の3つとお話しました。

その後、ある本から「自由」に関する知見を得たので、ご紹介させて頂きたいと思います。
そこでは、自由(であると感じるため)の条件として、
・意図と行動が一致する
・意図が行動の前にくる
・意図を左右する要因が他にない
の3つが挙げられていました。

そこで、九十九里町にお住まいの方々と共に「自由大学」を育てていくための方針として、次の3つを掲げたいと思います。
・意図と行動を一致させる
・意図と行動が一致しない場合は、その要因を明らかにして対応策を検討する
・意図を変えるか、要因を変えるか、どちらも変えるか変えないかのいずれかを選択する

九十九里町に閑居を得てから、早いもので5年の歳月が過ぎようとしています。
本ブログの当初の役目を果たすことはできなかったと思いますが、来年に向けて新しいブログを用意しようと準備中です。

新しいブログのタイトルは、今のところ「九十九自由大学」にしようと考えているのですが、その内容を含め、ブログサイトの立ち上げにご協力頂ける方々を募ります。
興味のある方は、こちらにコメントを残して頂くか、下記のメールアドレスまでご一報下さい。
Raputam@mail.com
高橋






2015年7月20日月曜日

九十九里町手記(101)

以前に、ソフトバンクと九州の企業が協力して設立・運営する「サイバー大学」に興味を覚えたことがありました。

福岡市に実際のキャンパスもあるようですが、基本はすべての授業をオンデマンドによるeラーニング方式で提供し、教員からの指導や学生同士の交流もインターネット上で行うそうです。

設立時の様子を伝える記事によれば、当時の学長吉村 作治(さくじ)さん(現在は川原 洋さん)は、
・「教育格差の是正」
・「利益を生む教育」
・「質の高い授業」

を大学の基本理念として挙げています。

また、実学を重視するという言葉通り「シゴト体験プログラム」なる魅力的な仕組みが用意されています(ソフトバンクグループ通信3社で就業体験ができる長期就業型のインターシップ)。
あまりにも素晴らしく思えたので、直ぐに資料をダウンロードしたことを覚えています。

一方、「九十九里町 自由大学」構想では、現役を退いたものの、その生涯において常に学びの心を失わない熟年者達の手により、定礎が為されるのではないかと期待しています。
ときに町は、生物に例えられることがあります。 そこに住まう一人一人が、町にとっての遺伝子(DNA)であり、町を持続可能なシステムと見るならば、その遺伝子は次の世代に受け継がれて
いかなければなりません。 そして町のDNAは、そこに住まう人々の学びにより進化して行きます。

・「開かれた知識」
・「受け継がれる教育」
・「実学の精神」
「自由大学」では、上記の3つを基本理念として考えています。

こちらのブログでは、「自由大学」に興味を感じる方々とコンタクトをとらせて頂きたいと考えています。 興味のある方は、こちらのブログにコメントを残して頂くか、下記の電子メールアドレスへメールをお送り下さい。
Raputam@mail.com
高橋

2015年3月1日日曜日

九十九里町手記(100)

【九十九里町では平成23年度から平成32年度の10年間を計画期間として「人、自然、風土 が活きる海浜文化都市 九十九里町」を将来像とした第4次九十九里町総合計画をもとに 各施策を推進しています】ということで、町民アンケートが届きました。

このアンケートの目的は、「第4次九十九里町総合計画後期基本計画づくりの基礎資料にする」ものだそうです。
第4次九十九里町総合計画については、こちらのホームページからダウンロードできます。

http://www.town.kujukuri.chiba.jp/0000000586.html

良い機会でしたので、「持続可能な現代版里山システム」についても、アンケートに添付 させて頂きました。

それから、去る平成24年2月5日(日)に、九十九里町中央公民館で行われた「菜の花プロ ジェクト」のパンフレットが、積んであった書類の山の中から出てきました。
日曜日であれば出席できたはずなのに、このときは何か他に用事ができたのかも知れません。

パンフレットに描かれている「菜の花プロジェクト循環サイクル」は、「持続可能な現代版 里山システム」の一つの具体的な例として、大変分かり易いものだと思います。
ここではエネルギーを菜の花から作り出そうとしている訳ですが、ボツリオコッカスや オーランチオキトリウムといった微生物から得ようとする研究も行われているようです。

{渡邉信・彼谷邦光らの筑波大研究チームでは、生活排水中の有機物を食べさせる実験や、二酸化炭素をボトリオコッカスに食べさせ、出てきた余剰有機物をオーランチオキトリウムの餌に使う実験も行っている。日本で必要とされる量を賄う規模で培養するとなると、計算上では餌となる有機物が足りないため、イモや藻類由来のデンプンや生ごみを利用する計画もある}
― ウィキペディア フリー百科事典より ―

「九十九里町に植物工場をつくりませんか?」でも、私が平成23年度基礎知識研修講座を 受講したときに指摘された、植物残渣を有効に活用する方法が必要になると考えていたの で、上記の方法は参考になると思います。

こちらのブログでは、「自由大学」に興味を感じる方々とコンタクトをとらせて頂きたい と考えています。 興味のある方は、こちらのブログにコメントを残して頂くか、下記の 電子メールアドレスへメールをお送り下さい。
Raputam@mail.com
高橋

2015年1月25日日曜日

九十九里町手記(99)

偶然手にした新聞紙の切れ端に「理想の村 マリナレダ」という見出しがありました。
「マリナレダ」をWebで検索したところ、以下のホームページが見つかりました。

    https://ramonbook.wordpress.com/2012/08/11/marinaleda/

マリナレダは、スペイン南部、アンダルシア州の西部に位置するセビリア県の小さな村で、 1979年から村長を務めるゴリディリョが中心となり、村民の支援と協力の下で「平等」と 「共有財産」というコミュニズム(一般に、財産を共有することで平等な社会を築こうと する考え方)に基づく村造りを行っているそうです。

しかし、2012年8月には村長が失業者十数人を率いて州内のスーバーを襲撃し、略奪した コメや缶詰をセビリアで貧困家庭に配ったという記事が報じられています。

難しい問題ですが、何を以って「理想」とするのか、机上の空論ではなく、実際の生活を 支えるための実践的な考え方を身に付け、一人一人が協力し合える町造りを、一歩一歩 着実に進めていく他に方法はないでしょう。

マリナレダでは、住民の大部分が自らの手で設立した協同組合で働き、組合が所有する約 1300ヘクタールの農地は、12年に及ぶ長い闘いの末に勝ち取った土地だそうです。 この「共同体の所有地」で、農作物の栽培/加工を行い、仕事の内容に関わりなく、日給 47ユーロ、月35時間労働で月収は1,128ユーロということです。 (1128 / 47 = 24日、月35時間労働が間違いでなければ、約1.5時間/日の労働)

月収1,128ユーロは、日本円に換算するとおよそ15万円ほど。 年収180万円(税込)として、 九十九里町では夫婦二人で国民健康保険料が2万円/月程度、所得税は年収195万円以下5% なので9万円/年(7500円/月)、食費5万円/月、光熱費2.5万円/月などと思いを巡らせて いくと、今の日本式システムではとても余裕のある生活を送ることなどできないと感じてし まいます。

何かよい思案はないものでしょうか。

2015年1月12日月曜日

九十九里町手記(98)

「自由大学」に参加してみたいと感じた方々と、どのようにコンタクトをとればよいのか、 そしてどのように物事を進めていけばよいのかについて考えてみたいと思います。

先ず、今年の9月までは、こちらのブログで「自由大学」に興味を感じた方々とコンタクト をとらせて頂きたいと思います。 私は現在、平日は東京の企業に勤めるサラリーマンで、週末を閑居で過ごす生活を送っています。 このため、平日にご連絡頂いても、直ちに対応させて頂くことができません。 従って「自由大学」に興味のある方は、こちらのブログにコメントを残して頂くか、下記の 電子メールアドレスへメールをお送り下さい。 後程、こちらからご連絡させて頂きます。

Raputam@mail.com
高橋

その後は、「九十九里町に植物工場を作りませんか?」と併せて「持続可能な現代版里山 システム」の構築を目指すホームページを用意したいと思います。

次に、「自由大学」に関する基本的な仕組みについて考えたいと思いますが、その前に、 「形式」について少し触れておきたいと思います。
「選択の科学」という本の中に、以下のようなことが書かれています。

「形式は、根源的な混沌に備わった、大いなる活力と生成力を損なわずに、それを明確に 表現することができるだろうか? 形式は、さらに踏み込んで、秘めた力を開放し、不確実性を好奇心に変え、不完全性に思いを めぐらし、広大さを豊かさに変えることはできるだろうか? 私の考えは、是だ。 それこそが、形式が芸術において果たす役割なのだ。 形式は固定的なものではなく、常に 流動している」

つまり、何から手をつけてよいかわからないときや、掴みどころのないものを相手にする ときには、「形式」を取り入れることが有効だということです。 勿論、目標が明確になるに連れて「形式」を変化させていくことは必要です。

「自由大学」では、最終的な目標(成果物)を設定します。 「自由大学」の運営は、3人一組のチームを単位として、参加者全員で行います。 「自由大学」で取り上げる講座の内容は、その「自由大学」の最終的な目標(成果物)に より異なります。 例えば、私が考えている「(九十九里町)自由大学」では「持続 可能な現代版里山システム」の構築ですから、講義の内容もそちらに沿ったものになる でしょう。

最後に、一つ大事なことをお話しておきたいと思います。 それは「自由大学」の仕組み は多くの伝承により実現されるものであり、一朝一夕に実現できるものではないという ことです。 それは、ご参加頂いた方々の存命中に、最終的な目標を達成することはでき ないかも知れないという意味を含んでいます。

次回は、「自由大学」に参加してみたいと感じていらっしゃる方が2人以上集まりましたら、 これからの具体的な活動内容について、お話をさせて頂こうと思います。

2015年1月1日木曜日

九十九里町手記(97)

先ず、「自由大学」の定義から始める必要があります。
学校教育法では、
「学校は、国(国立大学法人法)、地方公共団体(地方独立行政法人法)および私立学校法第3条に規定する学校法人のみが、これを設置することができる」とあります。

これから述べる「自由大学」とは、学校教育法の規制を受けずに「学ぶ自由」を実現するための場であると定義できます。

一般的な教育機関(例えば学校)では、教育に必要な資源が、何らかの手段により予め用意されていますが、自由大学では教育に必要な資源を準備するところから始めます。
つまり、学ぼうとする一人一人が自由大学の運営に参加することで、固定した「役割」から解放されます。 具体的には、そこで学ぼうとする人は、あるときは生徒であり、またあるときは教師であったりします。

「自由大学」の規模は問題ではありませんが、一人では意味がないので、先ずは三人から始めましょう。 「自由大学」の目的はそれぞれ異なると思いますが、ここで述べる「自由大学」では、実学(一般に、空理空論ではなく実践・実理を対象とした学問)を基本にしたいと思います。理由は、「自由大学」の成果を、持続可能な現代版里山システムに活かすためです。
持続可能な現代版里山システムについては、後日再度お話させて頂くつもりでおります。

次回は、「自由大学」に参加してみたいと感じた方々と、どのようにコンタクトをとればよいのか、その具体的な方法について考えてみたいと思います。