毎年11月に行われる町民文化祭も、今年で42回目を迎えるそうです。 平成最後の町民文化祭ということもあり、「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、何らかの形で皆さんにご紹介できればと考えていたのですが、生来怠け癖のある私には、十分な準備を行うだけの時間がありませんでした。
そこで、来年(2019年)の町民文化祭までには、「ちどりの会/分科会」-「町役場」といった連携を築き、当の町民文化祭には住民の方々とパネルディスカッションを行う場を用意できればと考えています。
英国のトットネスという小さな町で起きた「トランジション・タウン」運動は、「地元経済を創りなおす」の著者である枝廣 淳子さんの要約をお借りすれば、
『「このままではいけない」という危機感と「自分たちの地域はこうありたい」というビジョンを共有する人々が、自分たちの地域に関する「客観的なデータや見通しを示す報告書」を共通の基盤として、「継続的に新規プロジェクトや起業を育み支援する場」と、「定期的に事業アイディアを発表して、地域のプロジェクトとしていく発射台」を有機的に組み合わせて行くことが、「挑戦と成功の連鎖」の原動力になっている』
ということです。
また、最近では山武市で取り組みが始まっている「エコノミックガーデニング」も、トランジションタウン運動と同様の成果を上げるものとして期待できます。
エコノミックガーデニングでは、
1. 成長志向の強い意欲のある地元の中小企業に施策の対象を絞って支援を行う
2. 市場規模や特色、消費者の動向、競合他社の存在などに関する情報について、データ ベースそのものを提供するだけではなく、データベースを基に分析した結果を提供し、 中小企業の経営戦略を支援する(地理情報システム GIS なども支援ツールとして活用する)
3. 中小企業間での連携や商工会議所、大学などの地域内での連携を図りながら事業を進める
としていて、エコノミックガーデニングの取り組みは、斬新なものというより「地元企業が成長するための環境をつくる」という原則に基づき、土壌づくりや種まき、水やりなどの環境整備を継続的に進めることと言えます。
私見ですが、トランジション・タウン運動とエコノミックガーデニングの違いは、前者がボトムアップ指向であるのに対し、後者がトップダウン指向である点だと思います。
ただ、両者の違いはどちらが先にスタートを切るかということであり、その過程で地域住民と行政の連携がなければ、期待する効果は得られないと思います。
幸いなことに、九十九里町役場の産業振興課において、来年から「起業家支援」のための取り組みとして具体的な計画を立案するといった主旨のお話しを伺いました。
そこで私からは、地域住民の有志が集まる場と、勉強会などを通じて連携し、「自分たちの地域はこうありたい」という目標を達成するために、一丸となって取り組めるような場の提供をお願いしました。
「トランジション・タウン 九十九里町構想」について、興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが下記のメールアドレスへご連絡頂ければ幸いです。
raputam@mail.com
高橋
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