2012年5月20日日曜日
九十九里町手記(60)
利根川水系でホルムアルデヒドが検出された問題に関連して、九十九里町の上水道も同じ利根川水系を利用していることから、少しだけ調べてみることにしました。
なお本件については、山武郡市広域水道事業団のホームページに、速報が掲載されていたので、そちらを参考にさせて頂きました。
http://www.water-sansui-ki.jp/
結論から言えば、5月19日、東金浄水場におけるホルムアルデヒド濃度は0.005mg/ℓで、基準値(0.08mg/ℓ)を大幅に下回るとのことでした。 ちなみに、山武郡市広域水道事業団では、定期的に上水道の水質検査を実施しており、昨年度(平成23年度)の検査結果と照合してみた限り、特に問題となる数値ではないようです(別の意味で問題がない訳ではありませんが)。
Webで流れているニュースによると、平成15年11月に埼玉県でも同じような事件が発生しており、ホルムアルデヒドの原因物質と考えられる「ヘキサメチレンテトラミン」という化学物質が、河川周辺にある化学薬品工場から漏れ出た可能性が指摘されています。
このような経験から、今回も化学薬品を扱う工場から、「ヘキサメチレンテトラミン」が流出したのではないかと見られています。
厚生労働省によると、草や藻などの有機物(アミン類)が含まれた水を、塩素を使用して消毒する際に発生するため、浄水場で検出されること自体はめずらしいことではないそうです。
しかし同省は、基準値を超えるホルムアルデヒドが、広い範囲でしかも長期間検出されるのは初めてのことではないか、と話しているそうです。
※ヘキサメチレンテトラミン(ヘキサミン)
化学工業において、樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤として用いられる。
※ホルムアルデヒド(メタナール)
私は、詳細な仕組みを理解している訳ではありませんが、ホルムアルデヒドには人体のタンパク
質(特に網膜にあるタンパク質と反応し易い→失明)を変性させる毒性があるということです。
※ホルマリン
ホルムアルデヒドの水溶液。
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