2019年8月18日日曜日

九十九里町手記(148)

今回は「ちどりの会」と「トランジション・タウン 九十九里町」の関係について、お話ししようと思います。

ちどりの会に参加した後暫くして、世の中にはトランジション・タウン運動というものがあり、その存在を地域の中に広めるために、ちどりの会として活動したい旨をお話ししました。

ただし、前回のブログでお話ししたように、ちどりの会は『地域包括ケアシステムに係る”元気シニア養成講座”白子教室を起点に、「しゃべり場」、「白熱会議」に参集したボランティア志望者及び同主旨に賛同して参加する人達の集いの場とする』ことを目的に活動する集まりです。

そこで、ちどりの会本体ではなく、ちどりの会の分科会としてトランジション・タウン運動を地域の中に広める活動を行うことを、当日ちどりの会に出席していた会員の方々全員にご快諾頂き、九十九里町におけるトランジション・タウン運動の一粒の種がまかれることになりました。

トランジション・タウン運動は、自分たちの暮らす地域が、化石燃料に頼らず、生活に欠かせないものを、自らの手でつくり出すことができる地域に移行(トランジション)していこうというものです。

ここまで、「ちどりの会」と「トランジション・タウン 九十九里町」の間には、目的に沿った接点はないように見えますが、実はこの2つを結び付けるものが「いきいき高齢者の活躍の場」を提供することです。

トランジション・タウン運動には3つの大きな柱があり、「地元経済の青写真」、「リコノミーセンター」、「リローカリゼーションプロジェクト」と呼ばれます。
いずれのセクションにおいても、高齢者が活躍できる場を提供することは可能ですが、システム全体の設計図とも言える「地元経済の青写真」と、設計図を基にして新しい地域経済をつくり出すための具体的な方法論の中核となる「リコノミーセンター」については、原則無償ボランティアの割当てを考えているので、有償を希望する高齢者のご期待に沿うことは難しいと思います。

一方、リローカリゼーションプロジェクトは、新しい地域経済をつくるための具体的な活動であり、無償/有償は問いません。 むしろ、積極的に利益を生み出し、その利益を地域に還元しなければならないので、その意味で高齢者を特別扱いすることが難しくなります。

ただ、若い方が地域に留まり、リローカリゼーションプロジェクトを担うようになれば、高齢者と二人三脚で「地域の働き方改革」につながる可能性があります。
それまでの間は、活動可能な高齢者の方の手により、リローカリゼーションプロジェクトに必要な資源を、少しずつ用意していかなければならないでしょう。

※ トランジション・タウン 九十九里町(T.T. 九十九里町)は、「地域の、地域による、地域のための」経済を、新たに創造していく運動です。

T.T. 九十九里町のブログサイトは、Googleで「トランジション・タウン九十九里町」と検索して頂くか、Webブラウザに http://tt.tsukumo.mydns.jp と入力して、ご覧頂くことができます。 

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