行き付けの散髪店で、髪の手入れをして頂きながら、九十九里町にまつ
わるお話をお聞きするのも楽しみの一つです。
「虫送り」と呼ばれる行事は、農作物につく害虫を駆除する目的で、
かつては日本各地で行われていたそうですが、農薬が普及したことや
火事の危険性があるなどの理由で、姿を消していったようです。
今回は「九十九里町まるごと紹介ブログ」 http://blog.99ri.info
にその様子が紹介されているので、ここでは別のお話をしたいと思い
ます。
散髪中の四方山話から、九十九里町では新しい産業が育っていないと
いう話がでました。 そこで、この話題を取り上げる前に、閑居周辺
の土壌について、少しお話をさせて頂きたいと思います。
閑居周辺の土壌は所謂砂地で、そのままでは家庭菜園に向かないで
あろうことは、素人の目にも明らかでした。 そこで、何年かかけて
有機質と無機質をバランスよく含む土壌を目指して、土作りを行うこ
とにしました。
ただ、黙々と土作りを行うのではなく、興味のある野菜や果物を併せ
て育てています。 ここで、一般の家庭菜園と違うところは、野菜や
果物を収穫せずに、あるものはそのまま土に返し、あるものは次の世
代の種を残すことを目的としている点でしょうか(誘惑に負けて、私
の体の一部になったものがない訳ではありませんが)。
このことから、私が申し上げたいことは、土と植物を別々に育てるの
ではなく、両者の継続的な強調作業が必要ではないかということです。
さて、九十九里町に新しい産業を育てるときにも、同じようなことが
言えるのではないでしょうか。
[近くに働く場所がない] → [若い労働力が町を離れる] → [町の収入
が減る] → [雇用問題に対して有効な手が打てない] → [働く場所が
減る] → ・・・
「企業は人なり」とは、松下幸之助氏の言葉だそうですが、「町は人
なり」との観点から、22世紀に続く町の在り方について考えて行きた
いと思います。
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