偶然手にした新聞紙の切れ端に「理想の村 マリナレダ」という見出しがありました。
「マリナレダ」をWebで検索したところ、以下のホームページが見つかりました。
https://ramonbook.wordpress.com/2012/08/11/marinaleda/
マリナレダは、スペイン南部、アンダルシア州の西部に位置するセビリア県の小さな村で、
1979年から村長を務めるゴリディリョが中心となり、村民の支援と協力の下で「平等」と
「共有財産」というコミュニズム(一般に、財産を共有することで平等な社会を築こうと
する考え方)に基づく村造りを行っているそうです。
しかし、2012年8月には村長が失業者十数人を率いて州内のスーバーを襲撃し、略奪した
コメや缶詰をセビリアで貧困家庭に配ったという記事が報じられています。
難しい問題ですが、何を以って「理想」とするのか、机上の空論ではなく、実際の生活を
支えるための実践的な考え方を身に付け、一人一人が協力し合える町造りを、一歩一歩
着実に進めていく他に方法はないでしょう。
マリナレダでは、住民の大部分が自らの手で設立した協同組合で働き、組合が所有する約
1300ヘクタールの農地は、12年に及ぶ長い闘いの末に勝ち取った土地だそうです。
この「共同体の所有地」で、農作物の栽培/加工を行い、仕事の内容に関わりなく、日給
47ユーロ、月35時間労働で月収は1,128ユーロということです。
(1128 / 47 = 24日、月35時間労働が間違いでなければ、約1.5時間/日の労働)
月収1,128ユーロは、日本円に換算するとおよそ15万円ほど。 年収180万円(税込)として、
九十九里町では夫婦二人で国民健康保険料が2万円/月程度、所得税は年収195万円以下5%
なので9万円/年(7500円/月)、食費5万円/月、光熱費2.5万円/月などと思いを巡らせて
いくと、今の日本式システムではとても余裕のある生活を送ることなどできないと感じてし
まいます。
何かよい思案はないものでしょうか。
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