「60歳でパソコンに出会い、80歳でプログラミングを始めた」、そんな見出しで始まるWebサイトを通じて、82歳の日本人プログラマー 若宮 正子さんのプロフィールを拝見しました。
当時を振り返ってみると、インターネットの存在は周知のこととなり、一般の人々にもインターネットは身近なものになっていたと思います。
私は、同じ「プログラマー」ではあっても、若宮さんのように一般の人々を対象にしたアプリケーションプログラムを作るのではなく、機械を対象にした制御プログラムを専門に作ってきました。 私が作るプログラムは、特に「組込みプログラム」と呼ばれ、そのようなプログラムを作るプログラマーは「組込みプログラマー」と呼ばれています。
産業界では、品質の高いプログラムを、短期間で開発することが常に求められます。 私がプログラマーという職種にどっぷりと浸かった頃には、既にプログラマー30歳定年説というものが囁かれていました。
尤も、私は60歳で現役を退くまで、四半世紀以上組込みプログラマーでいた訳ですが、「組込みプログラム」の特異性もあって、後年はプログラムの開発に苦労したことは確かでした。
しかし、プログラミングについて言えば、時間がかかるようになっただけで、もうプログラムが書けなくなったということはありません。
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広い舞台に大掛かりな装置、煌く照明に華やかな衣装。そこで繰り広げられる磨き抜かれた演技の数々。観客を魅了する演技の基本になるものがシナリオです。私は、長い間「組み込みプログラム」の制作に関わってきましたが、いつの頃からか私の仕事は物語を書くことと本質的に同じものと考えるようになりました。
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上記は、私が一人でコツコツと営んでいるプログラミング工房を紹介する一文ですが、私は「プログラミング」という作業を、基本的に物語を書くことと同じものではないかと考えています。
つまり、若宮さんが特別な存在ということではなく、例えば日本語で文章を書いていたものを、プログラミング言語でプログラムを書くというように置き換えれば、私を含め、シニア世代の誰もが、プログラマーとして活躍できる可能性をもっています。
ただし、これは私の細やかな拘りですが、シニアプログラマーを受け入れる市場の開発と、バーチャルでは終わらない、現実のものを生み出すプログラムを作ることが不可欠であると考えています。
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少子高齢化による人口および産業の減少、人的ネットワークの断片化などについて、地域を越えた意見交換の場があればよいとは思いませんか?
現在思案中、または既に行動に移していらっしゃる方々は勿論のこと、今までは考えたこともないとおっしゃる方々も、忌憚のないご意見を是非お寄せ下さい。
raputam@mail.com
高橋
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