私は、九十九里町で生活していらっしゃる、あるいは生活をしようと
考えていらっしゃる方々と共に、「里山」としての「植物工場」を、
この町に作ることを考えています。
「里山」とは、どのような意味をもっているのでしょうか。
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「里山」とは、広い意味では里山林・田んぼ・ため池・用水路・畦など
がセットになった農業環境・農業景観のことを指し、狭い意味では稲作
農業に必要な肥料や木材、薪炭をとるための農用林(里山林)のことを
指します。 「里山」は、人間が長期にわたって手を入れ利用してきた
「文化としての自然」であり、日本人にとっての原風景とも呼べる景観
です。
---< 龍谷大学 里山学・地域共生学オープン・リサーチ・センターから
引用 >---
「トヨタの森・フォレスタヒルズ探検隊」のホームページでは、「里山」
のことについて、楽しく学ぶことができます。
http://www.toyota.co.jp/moritanken/
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私は、里山のことを、自然の循環サイクルの最小単位と捉えています。
そこでは、植物が太陽光(光エネルギー)を利用して、水と大気中の
二酸化炭素から炭水化物を合成(光合成)し、光合成では水を分解す
る過程で生じた酸素を、大気中に供給しているそうです。
さて、里山の外部から供給される光エネルギーの総量と、里山の内部
で消費されるエネルギーの総量との差が、私が里山から受け取ること
のできるエネルギーの総量であると考えます。 私は光エネルギーを
直接利用できないので、植物を通じて生命活動のためのエネルギーを
得ます。 これは、里山に生きる植物以外の殆どの生物(動物)に言
えることだと思いますから、里山に生息する動物と私は、生命活動の
ためのエネルギーを求めて競合する関係にあります。
そこで、人は長い年月をかけて、里山の植生を人が利用できるものへ
と変化させただけでなく、そこに生息する動物との競合を避ける工夫
を続けてきました。 つまり、人は里山から生命活動のためのエネル
ギーを受け取るばかりではなく、自らの活動エネルギーの一部を里山
に還元し、有用植物の生産性を高めてきたと考えられます。
私は、この「里山」を「植物工場」のお手本にしようと考えています。
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