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現在、注目を集めている生涯学習。
みなさんに多様な学習の機会を提供する『世代を超えた交流の場』がつくも学遊館です。
健康で生きがいのある生活を送っていただくため、それぞれ用途に合わせて、研修、会議、調理実習等に利用できます。
また、メディアサロンでは無料でビデオおよびCD鑑賞が利用でき、学習にも利用できます。
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昨年でしたか、当のメディアサロンの一角に、交換本のコーナーが設けられましたが、最近このコーナーで、「原発のウソ」(小出 裕章著)という本を見つけました。 様々な想いが頭の中に浮かんできて、お借りしようかどうしようか迷いましたが、どうしても我慢ができずに手に取って持ち帰りました。
私の手元にこの本がある間は、他の方の目に触れることはないのですから、多くの方に読んで欲しいと考えてこの本を提供なさった方のことを思うと、この本が再び交換本コーナーに帰るその日まで、この本が読者の皆さんに伝えたかったことを、ブログの場を通じて少しでもお伝えしたくなりました。
私がこのブログを書き始めたのは、2009年3月21日でした。 当初は、インターネットを利用して町についての情報交換を行おうと考えたからでしたが、その後の2011年3月11日に起きた福島第一原子力発電所の事故が切っ掛けとなり、次の世代を生きる人々のために、私ができることをしておこうという考えに変わっていきました。
新型コロナウイルスの問題で新しい生活様式が求められる今、このタイミングで本書に出会ったことは、単なる偶然とは思えません。新型コロナウイルスと放射線のどちらも、知覚できないという点では同じです。 そして、どちらも完全になくなることはありません。
しかし、両者の間には大きな違いがあります。 新型コロナウイルスは私たちが作りだしたものではありませんが、原子力発電所は「私たち」が作り出したものだということです。 ですから、福島第一原子力発電所の事故により、飛散した放射性物質(放射線を出す物質)の問題は、私たちが(個々のレベルの範囲で)解決を図らなければなりません。
私は、以下の著者の発言に同感を覚えます。 著者の許諾なしに引用することをご容赦下さい。
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私の結論はこうです。
どんな汚染でも生じてしまった以上は拒否してはいけない。「汚染されている事実」をごまかさずに明らかにさせたうえで、野菜でも魚でもちゃんと流通させるべきだということ。そして「子どもと妊婦にはできるだけ安全と分かっているものを食べさせよう。汚染されたものは、放射線に対して鈍感になっている大人や高齢者が食べよう」ということです。
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「被害を福島の人たちだけに押し付けてはならない」
私は、40年間、危険な原発を止めようと努力してきました。しかし、止めることはできませんでした。その責任が私にはあります。皆さんは「原子力のことなんて何も知らなかった」「自分には何の責任もない」「安全だと言ってきた政府と電力会社が悪い」と思うかもしれません。しかし、だまされた人にはだまされた人なりの責任があります。もちろん政府や電力会社の責任は重大ですが、今日まで原発を容認してきた責任というものが私たち大人にはある。
それに、都市部の人たちは圧倒的な人口を経済力を背景に、これまで過疎地に危険な施設を押し付けて”豊かな生活”を謳歌してきたのです。被害を福島の人たちだけに押し付けてはならない。
マスコミは「暫定基準値を下回っているから大丈夫」としか言いませんが、基準値以下だから安全だということは絶対にありません。なぜ消費者に分かるように、一つ一つの食品についての「汚染度」を表示しないのでしょうか。汚染度を表示しさえすれば、個々人が自分の判断で「食べるか食べないか」を決めることができます。自分の命にかかわる基準を他人に決めてもらう今のやり方は、根本的に間違っています。
大事なのは、「自分の被曝を容認するかしないかは、自分で決める」ということです。
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※ 本書は、2011年6月1日に初版が発行されています。
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